【発電機更新工事の落とし穴】搬出入で失敗しやすいポイントとは?工期遅れ・再作業を防ぐ確認項目

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皆さん、こんにちは。大阪府大阪市を拠点に、機械器具設置工事や各種機械の解体・運搬・据付を手掛けている株式会社善興業です。


病院、介護施設、工場、公共施設、ビルなどで重要な役割を持つ非常用発電機。老朽化や設備更新に伴い、発電機の入れ替えを検討される施設管理者様や設備担当者様も多いのではないでしょうか。


発電機更新工事というと、新しい発電機の選定や電気工事に目が向きがちです。しかし、実際の現場で大きな問題になりやすいのが、発電機の搬出入です。


「新しい発電機は決まったが、搬入経路が狭くて入らない」「既存発電機が想定通りに搬出できない」「クレーンが使えず、作業方法を見直すことになった」など、搬出入の計画が不十分だと、工期遅れや追加費用、再作業につながる可能性があります。


この記事では、発電機更新工事で失敗しやすいポイントと、事前に確認しておきたい項目を解説します。




■発電機更新工事は本体交換だけでは終わらない

発電機更新工事では、新しい発電機を選ぶだけでなく、既存発電機の搬出、新しい発電機の搬入、据付位置の調整、周辺設備との干渉確認などが必要になります。


特に非常用発電機は、設置場所によって搬出入の難易度が大きく変わります。屋上に設置されている場合もあれば、地下や機械室、建物奥の狭い場所に設置されている場合もあります。屋外に設置されている場合でも、車両の進入経路やクレーンの設置位置に制限があることがあります。


発電機本体の性能や金額だけで計画を進めてしまうと、後になって「現場に入らない」「搬出できない」「作業スペースが足りない」といった問題が発生することがあります。




■失敗しやすいポイント1:搬入経路を図面だけで判断してしまう

発電機更新工事でよくある失敗が、搬入経路を図面だけで判断してしまうことです。


図面上では通れるように見えても、実際の現場では状況が異なる場合があります。たとえば、扉の有効寸法が足りない、曲がり角で旋回できない、天井高さが足りない、配管やダクトが干渉する、床に段差や勾配があるといったケースです。


特に、発電機は重量があるため、人の手で簡単に角度を変えたり、持ち上げたりすることはできません。わずかな寸法不足でも、搬入方法を大きく変更しなければならない場合があります。


そのため、発電機の搬入では、入口の幅だけでなく、通路幅、曲がり角、天井高さ、段差、床の状態、設置場所前の作業スペースまで確認する必要があります。




■失敗しやすいポイント2:既存発電機の搬出方法を後回しにする

発電機更新工事では、新しい発電機をどう入れるかに注目しがちですが、古い発電機をどう出すかも重要です。


既存発電機は、設置当時と現在で周辺環境が変わっている場合があります。設置後に壁や配管、ダクト、別の設備が追加されていることもあります。その結果、設置当時は問題なく入った発電機でも、現在はそのまま搬出できないケースがあります。


また、屋上や地下、狭小地に設置されている発電機では、クレーンが使えない、搬出経路が限られている、分解しなければ出せないといった問題が起こることもあります。


既存発電機の搬出方法を後回しにすると、当日になって作業が止まり、工程全体に影響する可能性があります。新しい発電機の搬入計画と同時に、既存発電機の搬出方法も確認しておくことが大切です。




■失敗しやすいポイント3:重量と床耐荷重の確認が甘い

発電機は重量物です。そのため、搬入経路や設置場所の床が、発電機や使用機材の重量に耐えられるかを確認する必要があります。


床、スロープ、搬入口、仮設ステージ、屋上、機械室など、重量がかかる場所は事前確認が欠かせません。搬入時には、発電機本体の重量だけでなく、ローラー、ジャッキ、フォークリフト、クレーンなどの使用機材による荷重も考慮する必要があります。


「入るかどうか」だけで判断するのではなく、「安全に搬入できるか」「建物や床に負担をかけないか」「作業員が安全に作業できるか」まで確認することが重要です。


詳しい対応内容もあわせて確認したい方は、こちらもご覧ください。

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■失敗しやすいポイント4:停止時間や作業時間を短く見積もりすぎる

非常用発電機は、施設の安全に関わる重要な設備です。そのため、更新工事ではできるだけ停止時間を短くしたいと考える担当者様も多いと思います。


しかし、作業時間を短く見積もりすぎると、搬出入作業に無理が出ることがあります。発電機更新では、搬出、搬入、据付、位置調整、養生撤去、清掃、確認作業など、複数の工程が発生します。


また、施設によっては作業可能時間が限られている場合もあります。夜間や休日に作業する場合は、照明、立ち会い、鍵の開閉、警備、近隣対応なども含めて計画する必要があります。


工期を守るためには、無理に短い工程を組むのではなく、現場条件に合わせて現実的な作業計画を立てることが大切です。




■失敗しやすいポイント5:関係業者との役割分担が曖昧になる

発電機更新工事には、発電機メーカー、電気工事会社、搬入業者、管理会社、施設担当者など、複数の関係者が関わることがあります。


このとき、誰がどこまで担当するのかが曖昧だと、当日のトラブルにつながります。たとえば、搬入経路の養生は誰が行うのか、既存発電機の撤去はどこまで含まれるのか、据付後の位置調整は誰が確認するのか、立ち会い担当者は誰なのかといった点です。


特に、搬出入と電気工事が分かれている場合は、工程のつなぎ目で認識違いが起こりやすくなります。事前に作業範囲と役割分担を明確にしておくことで、当日の混乱を防ぎやすくなります。




■発電機更新工事で事前に確認しておきたい項目

発電機更新工事を進める前に、まず確認しておきたいのが新旧発電機の重量と寸法です。幅、高さ、奥行き、重量が分かることで、搬入経路や使用機材を検討しやすくなります。


次に、設置場所と搬入経路の確認です。屋上、地下、機械室、屋外、狭小地など、設置場所によって作業方法は変わります。入口、通路、曲がり角、段差、床の耐荷重、作業スペース、車両の進入可否まで確認しておくことが重要です。


既存発電機の撤去方法も確認が必要です。そのまま搬出できるのか、分解や解体が必要なのか、クレーンが使えるのか、横引きが必要なのかによって、作業内容は大きく変わります。


また、使用機材と作業時間も事前に確認しておくべき項目です。ローラー、ジャッキ、フォークリフト、クレーンなど、現場条件に合った機材を選定し、無理のない工程を組むことが大切です。


具体的な現場状況を相談したい方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

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■発電機更新工事は早めの搬出入計画が重要

発電機更新工事では、発電機本体や電気工事だけでなく、搬出入・据付の計画が工事全体を左右します。


搬入経路の確認が不十分だったり、既存発電機の搬出方法を後回しにしたりすると、工期遅れ、追加費用、再作業につながる可能性があります。特に、屋上、地下、狭小地、クレーンが使いにくい現場では、早めの現地確認と作業計画が欠かせません。


善興業では、発電機の搬出・搬入・据付に対応しています。現場条件に合わせて、使用機材や搬出入方法をご提案いたします。


発電機更新工事をご検討中の方は、発電機の重量・寸法、設置場所、搬入経路が分かる資料をご用意のうえ、まずはお気軽にご相談ください。工期遅れや再作業を防ぐために、搬出入の段階から安全で確実な計画をご提案いたします。